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トルク測定スタンドとは、トルクゲージ用回転測定補助製品です。トルクゲージやアタッチメントと組み合わせることで、簡易トルク試験機として、より精密な測定を実現します。
トルクゲージやサンプルを手で持って測定する場合と異なり、トルク測定スタンドが回転の動作を行ったり、サンプルを固定したりすることができます。そのため、手動操作のブレ軽減や試験速度の均一化が可能となり、再現性の高い測定が実現できます。また、測定物を360度以上回転させる、回転させ続けるといった、手では難しい測定も簡単に行えます。
トルク測定スタンドには、スイッチ操作の電動タイプ、つまみを回す手動タイプとセンサーを固定するホルダーなどがあり、用途が多岐にわたるトルク測定において、ニーズに合った測定を可能にします。
トルクス測定タンドの全ラインアップはこちら。
全トルク測定スタンド一覧>
トルク測定スタンドには大きく分けて、電動トルクスタンドと手動トルクスタンドの2種類があります。共通の特長は、コンパクトであるため場所を選ばず、卓上でトルク試験が行える点です。尚、使用するトルクゲージにより対応するトルクスタンドの機種が異なります。トルクゲージ選定のポイントはこちらをご参照ください。
手動トルクスタンドは、電源不要で、電動タイプと比べてコストが安い点が特徴です。トルクゲージやサンプルを手で持って測定する場合に比べて手動操作のブレを軽減できるため、測定の再現性が高められます。
-スクリューキャップテスタ―DTXS/DTXAシリーズ用
サンプルを固定し、つまみで回転させる手動回転補助治具は、手で回す稼働領域以上の連続回転を可能にします。サンプルの固定には各種アタッチメントから最適なものをお選びいただけます。
-ハンドユース用デジタルトルク計HTGS/HTGAシリーズ用
センサーのみを固定し手でサンプルを回転させるシンプルなセンサーホルダーや、センサーとサンプルを固定しつまみで回転させる回転補助治具などがあります。小さなサンプルを測定したい場合など、センサーを固定することで測定の安定度が増します。サンプルの固定には各種アタッチメントから最適なものをお選びいただけます。
また、角度計を搭載できる機種もあり、手動スタンドでありながらトルク―角度の関係分析を行うこともできます。
電動トルクスタンドは、デジタル設定の速度で自動回転することで手動計測スタンドよりさらに再現性の高い測定を実現します。
また、特定トルク値や回数を指定する制御機能を利用し自動化することで、耐久試験を簡単に行えたり、さらにはソフトウェアとの連動でデータ管理、分析ができたりと、測定の幅を広げることが可能です。その他、角度計を使用してトルクと角度の関係分析を手軽に行えるものなど、シンプルな測定から高度で精密なトルク試験まで、目的に合わせて最適な機種をお選びいただけます。
さらに、共通する選定のポイントとして、トルク値、スタンドの高さや幅も重要です。
トルク試験で想定されるトルク値以上のトルクスタンドを選ぶことで、正確で安全な測定が可能になります。また、サンプル自体のサイズのみならず、蓋が開くなど試験によって動く部分がある場合や回転に伴い上下(前後)移動が発生する場合のストローク量、さらにはサンプルを設置する際の作業スペースなどを考慮してスタンドの高さを決める必要があります。
尚、様々な要求事項を含む各種規格に適合した測定も可能で、速度要求をはじめとした測定条件の確認が必要です。イマダでは、お客様のニーズに合わせた製品選定も行っておりますので、選定に不安がある際はご利用ください。お問い合わせはこちら。
※トルク測定スタンドの機能は、機種、使用する製品の組み合わせなどによって異なります。各製品の仕様書に搭載機能が掲載されていますので、ご確認ください。
トルク測定スタンドにトルクゲージやアタッチメントを組み合わせることで、簡易トルク試験機として、より精密な測定が可能になります。
トルクス測定タンドへの取り付け方法は機種により異なりますが、手順はシンプルで大きく以下の3パターンです。
-スクリューキャップテスタ―DTXS/DTXAシリーズを固定する
取っ手部分のねじを外し、そのねじ穴を使用してトルク測定スタンドに取り付けます。電動トルクスタンドの場合には中心出し治具が付属しているため、簡単に中心を合わせて設置することができ、より正確な測定を可能にします。
-ハンドユース用デジタルトルク計HTGS/HTGAシリーズを固定する
センサーの部分をセンサーホルダー部分にねじで固定します。
-測定サンプルを固定する
測定サンプルを取り付けるにはアタッチメントを使用します。トルク測定スタンドへのアタッチメントの固定もシンプルで、アタッチメントをはめてピンを差し込み固定したり、アタッチメントの溝を合わせて挿入し止めネジで止めたりと、いずれも簡単に行えます。
さらにケーブルを使用する場合には、トルクス測定タンドとトルクゲージを接続します。これらの取付作業はシンプルで、一人でも簡単に行えるようになっています。
最後に、サンプルの固定や試験に必要なトルク測定スタンドの設定を行えば準備完了となります。
このように、トルクゲージをトルク測定スタンドに取り付けることで、簡易トルク試験機として高度で精密な測定をも実現することができるようになります。
※トルク測定スタンドによって仕様や手順が異なりますので、詳細は各製品ページの仕様書やユーザーガイドをご覧ください。
トルク測定スタンドに取り付けて測るイメージは以下の動画をご覧ください。
トルクゲージをトルクスタンドに取り付ける
電動トルクスタンドにはさまざまな機能が搭載されております。回転速度設定や設定トルク値による動作が可能で、オートモードでのトルク試験が行えます。タイマーやカウンター機能も搭載し、多彩な機能で測定の効率化やニーズに沿った測定の実現を助けます。
一例として、設定した上限値に達したら設定時間保持し逆回転を開始、下限値に達し設定時間保持したら戻るという試験を設定回数繰り返す、などといった測定が可能です。
このほかにもオーバーロード防止や設定トルク値での自動停止な どの制御機能で測定安全性や作業効率の向上が図れます。
また、オプションソフトウェアと連動させることで、自動記録やトルク値変化のグラフ化ができ、分析やレポート作成も簡単に実現できます。
さらにはオプションや専用ユニットを用いて、トルク値だけでなく角度の測定も可能で、トルクと角度の関係分析が実現できるなど、簡易トルク試験機として幅広く活用いただけます。
イマダでは、各種機能設定動画の公開や効果的なトルク測定スタンドの使用に関する相談など、製品をよりよくご活用いただくための各種サービスをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※トルク測定スタンドやそのオプション、トルクゲージやケーブルなど、特定の組み合わせを要する機能もあります。詳細は各製品ページの仕様書をご覧ください。
電動トルクスタンドの全ラインアップはこちら。
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